クレオの冒険 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
クレオが会社からの帰り道にすてきなスパイと知り合ったのは、名前がクレオパトラだったからだ。諜報部のクラークは“クレオパトラ”というコードネームのトップシークレットのプロジェクトを遂行中。この計画の阻止を企む連中はクレオを重要人物と誤解したらしい。諜報部はその取り違えをいいことにクレオに協力を求めた。“クレオパトラ”計画は今さら中止するわけにはいかないので、一刻も早くどこから情報が漏れたか突きとめなければならない。そのためには彼女とクラークが一緒にいれば敵を誘い込みやすい。だから2週間でいいから彼と偽装結婚してくれないか、と。会社と家を往復するだけの毎日にあきあきしていたクレオはふたつ返事で承知してしまった…。こうしてクレオの冒険が始まった。
永遠のシェルター (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
別れた夫サムが、十年ぶりにシェルター・バリーに戻ってきた。心に深い傷を負った七歳の娘を連れて。サムに助けを求められ、キャシーの心は複雑な思いに揺れた。ふたりが別れたのは、彼が女性問題を起こし町を出ていったからだ。しかしキャシーには、なぜサムがそんな行動をとったのか、本当の理由がいまだに理解できない。彼を許してはいないが、マライアをほうってもおけず、キャシーはペットセラピーで彼女の治療を始めることにした。協力的なキャシーの姿に、サムは全幅の信頼を寄せる。だが、キャシーの心の裏側に、彼らふたりの胸を切り裂くような秘密が隠されていることを。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
クイン,タラ・T.
アメリカではベストセラーリストに名が載る人気作家。日本でも近年人気が急上昇している。オハイオ州の生まれで、七歳のころから物語を書き出したという。ヴァイオレット・ウィンズピアの大ファンだった。十六歳からは地方紙に書き始め、大学卒業後、高校教師をつとめながら雑誌にも寄稿。プロデビューは1993年スーパーロマンスから。このデビュー作がRITA賞最終候補に残り、一躍シリーズのトップ作家の一人となった。現在、夫、十代の娘とアリゾナ州に在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
雪原のバイキング (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
ジェルム・スポーツウェアの副社長候補ダグニーは、会長の誕生パーティーで会った彼の孫ソーに惹きつけられた。ソーは有望な跡継ぎとしての地位を捨てた男だ。アラスカの大自然のもとで養犬場を開く夢を持ち、今は犬ぞりレースに出場するべく訓練中という一族のはみだし者だ。「なぜ、おじいさまの思いも汲み取ってあげようとしないの?」「きみは祖父とそっくりだ。ぼくの気持はわからないだろうね」“思い上がりだわ。こんな恵まれた環境にいるというのに”独力で苦労しながらキャリアを積んできたダグニーは憤慨した。翌日、彼女は副社長の座を約束され、その条件として、会長からアラスカに発ったソーを連れ戻してほしいと頼まれる。複雑な思いを抱えたまま、ダグニーはアラスカへ飛んだ。想像以上の厳しい自然を前に立ちすくむ彼女の耳にソーの言葉が響く。「賭をしよう。1カ月きみがトレーニングに耐えたらぼくは戻る」
光る風の谷間 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
ネバダ生まれのメイは祖母の故郷バスクに行くのが夢だった。そのために大学で5年もバスク語を専攻し夜はカジノでアルバイトをして頑張ってきた。そしてその機会が突然訪れる。バスク語教授ピオがメイにプロポーズして断られた直後謎の死を遂げ、彼女に保険金をのこしたのだ。メイとしてはその死にも負い目があるのに保険金など受け取れない。彼の故郷バスクに行って遺族にこのお金を受け取ってもらおう。ところがピレネーの町にピオの家は見つからなかった。そして祭りの夜それとは知らずにピオの兄、ロレンスと恋におちてしまう。ロレンスは“生涯に一人の女性しか愛さない”名家の家長だ。メイも心から永遠の愛を信じて結婚したが、そこへ一通の不幸な手紙が舞い込んだ。
どんなときもそばに (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
莫大な借金に追われているところに、失業!自分の人生が、もう手に負えなくなって…。ゴージャスなことの大好きな恋人ウイル・ホルワース三世と贅沢三昧の二年を送ったあとフィービーは、ウイルが支払いは全部彼女のカードに任せて、逃げていったことを知った。母から無理を言われるたびに送金もしているので、フィービーが持つ四十三枚のクレジットカードは、大借金まみれ。シリコンバレーにある豪奢なコンドミニアムも売却するしかない。売れるまでのつなぎに賃貸に出そうと決め、通勤に四時間もかかる酪農場に貸間も見つけた。だが、贅沢の味を知ったフィービーは買い物依存症で、もう払えないのに、美しい物を買うことはやめられない。そんなときに、なんと失業!踏んだりけったりの彼女の前に、厳しく叱りつける人物が現れた。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
フロイド,スーザン
本名スーザン・キモト。ロマンス小説家としてはめずらしい日系アメリカ人。カリフォルニア州ロスバノスの生まれ。1997年から本格的に執筆を始め、2000年スーパーロマンスから作家デビューした。カリフォルニア大学サンタクルス校他で長年教鞭をとっている。大切な家族の一員である犬ライリーをセラピードッグにするために、もっか訓練中。趣味はガーデニング、クロスステッチなど。カリフォルニアに愛する夫とライリーと住む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
ラッキーボーイの憂鬱 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
ストレス・ジャンキー―人間チェルノブイリ―。陰でさまざまに噂される仕事中毒のバージニア。彼女は今度の仕事にも燃えていた。あるデザイナーズブランドのジーンズの売り出しに成功すれば、彼女の大きな野心が満たされるのだ。しかし、期限が迫るのにかんじんの男性モデルが見つからない。トップモデルのポートレートも見つくし、困り果てた彼女だったが、食事に出かけたレストランで思いがけなくそのモデルを見つけた。ラッキーボーイの名はJ・D。ミシシッピーで綿摘みをしていたが、都会で成功した―はずだった―いとこを頼ってつい最近やって来て、今はそのレストランで皿洗いをしているらしい。彼はわたしの夢への鍵だわ!
内容(「MARC」データベースより)
あるデザイナーズブランドのジーンズの売り出しをまかされたバージニア。しかし、肝心の男性モデルが見つからない。トップモデルのポートレートも見つくし、困り果てた彼女は、レストランで思いがけなくモデルにピッタリの男性を見つける…。
遺産の行方 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
「なんて変わった人だったの、アーデラ叔母さんは!」シャーリは巨額の遺産のありかをしるしたロケット探しの最初の手がかりをランプシェードの裏に見つけて、叫んだ。彼女は大叔母からバンクーバーの家を相続したが、大掃除の最中にそこらじゅうから現金が出てきていまや本格的な宝探しのゲームが始まった。故郷からここに移ってきて一カ月半というものシヤーリには驚きの連続だった。欲の皮がつっぱった親戚は入れ替わり立ち替わりやってくるし、そしてなによりも、あのロシャンという男―彼もまたロケットほしさに近づいてくるのだろうか?わたしはシェフ、料理人が多いとどうなるかはわかっている。欲深な連中はたくさんだけど、でもロシャンはいてほしい。
消えた恋人捜します (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
兄たちの探偵事務所で小間使いをさせられていたマギーが、小さな物置部屋を借りて自分の探偵事務所を開いた。なくした愛を見つけます!消えた恋人捜します!彼女は真実の愛を信じている。昔戦争で引き裂かれた恋人たちや、事情があって泣く泣く別れた恋人たちを再会させたい。マギーの出した新聞広告を見て、さっそく一人の男性が行方不明の婚約者を捜してほしいと現れた。信じられないほど魅力的な青い目。なんとも抵抗しがたい微笑み。すばらしくセンスのいい、セクシーな男性を見てマギーは驚いた。婚約者はなぜ逃げ出したの?でも初の依頼人とあれば、姿を消した彼の婚約者、ブロンドの美女をぜひ見つけましょう。マギーはその男性ノアの依頼を受け、捜索を開始した。サンフランシスコからロサンゼルス、そしてニューヨークへ。ノアに会うたびに心が激しく波立つのは、極力無視して。
エデンの北 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
「何をしたって、あなたのしたことの埋め合わせになるものですか!」義母になるはずだった女性のそしり声を背に、ランディは連邦保安官ザックを伴い、冬山へと向かった。護送中に脱走した凶悪犯を追ってきたというザックは、親友を撃たれ、犯人を逮捕すること以外頭にない。ガイドがいないならひとりででも登るという彼をそうもさせられず、三年前までベテランガイドだった彼女が同行することになったのだが、実はランディには暗所恐怖症、ザックには高所恐怖症という弱点があった。しかも、何日かかるかわからない追跡行の果てには、銃を持った凶悪犯との対決が待っているのだ。だがランディは心を奮い立たせ、立ちはだかるマウント・ホープへと登っていった。三年前恋人を失った、あの魔の山へと…。
内容(「MARC」データベースより)
3年前までベテランガイドだったランディは、連邦保安官ザックと共に脱走犯を追って冬山へ向った。山で恋人を失ったランディと、親友を撃たれ犯人を逮捕することしか頭にないザック。何日もの追跡行の果てに待っていたのは銃を持った犯人との対決だった。
雪の天使 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
騒がしいパーティーの席を抜け出し、リサはほっと息をついた。昼間は宇宙飛行士を代表して出席した上院の聴聞会でNASAの予算削減を計る議員とはげしい応酬を交わし、夜は政治家たちとの社交辞令のやりとりでリサは疲れはてていた。そのとき、ドアが聞いてひとりの長身の男性が現れる。予算を管理するやり手の上院議員のケビンだ。ふたりはお互いの身分を明かさず、気晴らしに夜の街へ出た。ケビンと愉快な夜をすごしたリサは翌日には彼を恋しはじめたが、その同じ日にケープカナベラルから緊急指令が届く。そして、故障した宇宙船と乗員を救援するためリサを乗せたディスカバリー号は宇宙に向かって発射された―再会を約束したケビンと、ふたりの未来を地上に残して。
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